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映画[オリエント急行殺人事件]が全く推理ものじゃない件

オリエント急行殺人事件 (2017)

(原題: Murder on the Orient Express) 

 

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私立探偵のエルキュール・ポワロが乗車していたオリエント急行の車内で殺人事件が発生する。被害者はその前日にポワロに身辺警護を依頼してきた大富豪、エドワード・ラチェットであった。ラチェットは12カ所を刺されて死亡していた。ポワロが聞き込み調査を実施したところ、乗客乗員の全員にアリバイがあったことが判明する。

事件の捜査は暗礁に乗り上げたかと思われたが、ポワロは天性の直観と丹念な推理で事件の真相を暴き出していく・・・(wikipediaより引用)

 キャスト

 

 

 監督

 オリエント急行殺人事件 (2017年の映画) - Wikipedia

 


映画『オリエント急行殺人事件』予告編

 

映画館で観る必要はない作品

もともと映画館で観る予定でしたが、結果的にBLをレンタルして鑑賞することになりました。

 

周りの評判としてはよかったと聞いていましたが期待ほど良くはなかったです。

予告編やCMなどでも情報はほとんど取らずに鑑賞に臨みました。

最後はちょっと違った終わり方をすると聞いてしまったので、

期待半分・いつもの嫌な予感半分で鑑賞しました。

情報収集せずCMのクソマーケティングで結末がわかってしまうことは今回なかったけど、結果的に

ラストは前もって聞いてた匂わせぶりな内容よりはつまらないシーンとなってしまいました。

 

面白くないというわけではなく

そのまま、でした。

ストーリーそのまま、リメイクしたにもかかわらず何のヒネリもありませんでした。

なぜリメイクしたのか?

現代において推理ものとしては使い古された感がありました。

確たる証拠も弱く、犯人にいたってはたまたまわかったレベル。

真犯人に至る理由も良く使われる手法で何度も作中に出てきます、今にも切れてしまいそうな糸を頼りに自白に追い込みます。

 

う~ん

微妙、キャストに負けてる内容。

家で観たい映画のついでに観るにはちょうどいい作品ですね。

 

 

 

ここからネタバレを少々含みます。

さて、ラストに絞って感想をレビューしたいと思います。

その前に前半部分で気になったことがあるので触れます。

ホラー映画でよくあるように定番パターンってあるけど、推理ものにもありますよねw

 

改めて気付くことができました、

ホラー映画でいうところの、逃げる時に絶対こけてなかなか起き上がれないパターンのやつ。

この作品では、

探偵の初見職業当てパターン

がありましたw

映画のジャンルによって良く使われる定番パターンって、作品をわかりやすくジャンルを伝えるにはちょうど良い手法ですよね♪

オリエント急行殺人事件では少ししつこく感じました。

 

ラストについて

結末から思うことは、失速

推理ものとしては特にたいしたトリックは出てきません、犯人にいたっても特に言うことありません。

 

なので最後は逆に期待半分で観ていました!

観た友人「最後はちょっと変わった終わり方をする」

とういインスピレーションが膨らむワードに、

期待でラストの結末を予想しながら観ていました。

 

結果、失速。

 

 

ここからネタバレに触れます。

私はこの作品で、

法を犯す正義とは?

という問題定義を突き付けるラストを望んでいました。

 

本編にも問題定義はありますが、物語はぼやけたまま終わっていきます。視聴者に投げかけるでもなく沈黙したまま結果を迎えます。

 このように、よりこの作品の評価を下げる結果となっています。

 

映画[オリエント急行殺人事件]の内容

・使い古された推理小説物語をそのまま、証拠も弱いままに犯人に同情して終わる作品。

 

私的[オリエント急行殺人事件]とするならば

ラストは、法を犯す正義について、

アナタならどう行動しますか?

といった内容が好ましい。

 

そうすることによって、前半の安い推理ものとしてのフリが効いてくるからだ。

この作品での目玉は、ラストの問題定義の部分であり、メッセージだと思うので。

そこをもっと掘り下げて、

ズド~ン!!

と我々に定義してほしかったな。

 

 

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それではどんなラストが個人的に好ましかったのか?

というと、その前に

1つ実例をあげましょう。

 

裁判員制度により殺人事件の裁判で選ばれた知り合いの話をしましょう。

知人に裁判後に深くは触れない程度に聞いた話です、

 

「きつかった・・・」

という実感だったようです、精神的に。

知人はそこまでタフなメンタルの持ち主ではないのですが、聞いてみると確かに誰でもそうなりそうな内容でした><

 

「被害者、加害者どちらの気持ちもわかる」

もう亡くなっている被害者、実行した加害者

「殺人犯の気持ちが苦しいほどにわかった」

「だから殺害する気持ちもわかる」

 

犯人=悪者?

殺人者=等しく法の下で罰すべき極悪人?

 

 知人が経験した裁判員制度では、

殺人に至った動機に、かなりの同情すべき余地があったようです。

隣人トラブルでお互い憎しみ合い。我慢に我慢をを重ねた結果、突発的に事故のような殺人事件が起きた。

 

心情的には被害者が悪く、被告人には正当防衛が適応されない。

検察は正当防衛ではない以上、罪を厳しく追求するのは当たり前である。

もしアナタが裁判員だったらどんな判定ができますか?

有罪かどうか,有罪の場合どのような刑にするか

 

決断してください!

被告人を死刑にするかはアナタの一言で決まります!

法を犯した以上、情状酌量の余地があろうが罪に見合った罰を与えなくてはいけません。

 

 

これ以上は関係ないので知人の話しはここで終わり。

(結果は聞いてません('ω'))

 

 

 この実例を踏まえて

ラストはこうだ!

主人公ポワロが真犯人をどう裁くかを終着駅に、

前半から中盤にかけてフリをきかせる。

ラストの真犯人との対話の部分を12分間くらい伸ばす。

法と正義

をキーワードに

 

主人公ポワロと真犯人。そして、

我々観客

重く切ない圧力

をかけられる様なストーリーにしてほしかったですね♬

 

別の結末を想像するなら

真犯人の2人が拳銃で死に、ポワロも撃たれる、もしくは自分で。

一命を取り留めたポワロは病院で目を覚ます。

それから数日たっており、後日談とともに次なる事件へと流れていく・・・・エンドロール

 

真犯人の正義とポワロの下した正義が、

拳銃によりある意味強制的に判断を迫られる。

ポワロが意識を失うことにより中断された物語が我々へと答えを投げかける。

そして新なる物語へと続く・・・・エンドロール

 

こっちが個人的にしっくりくる(^^♪

 

 

 

 最後に評価

映画オリエント急行殺人事件(2017)は

評価2.8/5.0

です。

 

 

それでは今回はこの辺で