今回の公開作品数は多めです。
2019/05/24(金)公開
貞子
【監督】
中田秀夫
【キャスト】
池田エライザ 塚本高史 清水尋也
姫嶋ひめか 桐山漣 ともさかりえ
【ストーリー】
1
心理カウンセラーである茉優(池田エライザ)の勤め先に、警察に保護された少女が入院してくる。記憶を失い名前も言えない彼女のカウンセリングにあたる茉優だが、周囲で奇怪な現象が頻発する。同じころ、茉優の弟で動画クリエイターの和真(清水尋也)は、アップロードした映像の再生回数が伸びないことに焦りを感じていた。そこで、死者5人を出した火災の起きた団地に侵入し、心霊動画を撮ろうとする。
鈴木光司のベストセラー小説「リング」シリーズの一つ「タイド」を原作にしたホラー。記憶を失ってしまった少女と向き合う心理カウンセラーの女性が怪現象に見舞われる。メガホンを取るのは、『リング』シリーズや『スマホを落としただけなのに』などの中田秀夫。『映画 みんな!エスパーだよ!』『一礼して、キス』などの池田エライザがヒロインを演じる。
病院で心理カウンセラーとして働く茉優は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める。一方、WEBマーケティング会社に勤める祐介の薦めでYouTuberとなった、茉優の弟・和真は再生回数の獲得に焦るあまり、心霊動画を撮ろうと、死者5人を出したある団地の火事跡に忍び込むが…。
良きコスリマクリホラー。
進化するリングシリーズ、よくある邦画ホラーとはやはり一味違う。
今後も物語が続いて行くのだと思います、楽しみですね。
貞子はいきているのでしょう。
期待値評価
貞子
は
評価
3.2/5.0
です。
芳華 Youth
【監督】
フォン・シャオガン
【キャスト】
ホアン・シュエン ミャオ・ミャオ
チョン・チューシー ヤン・ツァイユー
【ストーリー】
1
1976年の中国、兵士を慰労・鼓舞する歌劇団、文工団に入団した農村出身で17歳のシャオピン(ミャオ・ミャオ)は、周りとなじめない。模範兵のリウ・フォン(ホアン・シュエン)だけが彼女の唯一の支えだった。しかし、ある事件をきっかけに、シャオピンとリウは非情な運命に翻弄(ほんろう)されることになる。
『戦場のレクイエム』『唐山大地震』などのフォン・シャオガン監督が、1970年代の中国を舞台に描くラブストーリー。軍の歌劇団に所属するヒロインと兵士の青年の数十年の物語がつづられる。『空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎』などのホアン・シュエンをはじめ、ミャオ・ミャオ、チョン・チューシー、『夏、19歳の肖像』などのヤン・ツァイユーらが出演する。
文革、毛沢東の死、中越戦争など時代や国を揺るがす事件が立て続けに発生した激動の 70 年代に、その時代の波に翻弄されながらも真っ直ぐに逞しく生きていく若者たちの美しく切ない青春の日々を描く。
1976年、軍で歌や踊りを披露し兵士たちを慰労し鼓舞する歌劇団・文工団に、夢と希望を持った17歳のシャオピンが入団。農村出身で周囲となじめずにいる彼女の唯一の支えは、模範兵のリウ・フォンだった。しかし、時代が大きく変化する中、ある事件をきっかけに、二人の運命は非情な岐路を迎える…。
しんみりと心に響く。
歌とダンスにも力を入れてるのならばかなり良い映画だと思う。
今作では物語の方に力が入ってるような気がする、
それでも良い作品と言えるだろう。
期待値評価
芳華 Youth
は
評価
3.4/5.0
です。
空母いぶき
【監督】
若松節朗
【キャスト】
西島秀俊 佐々木蔵之介 本田翼
佐藤浩市
【ストーリー】
1
20XX年。日本最南端沖で国籍不明の漁船20隻が発砲を開始し、波留間群島の一部を占領して海上保安庁の隊員を捕らえる。日本政府は、航空機搭載護衛艦いぶきをメインにした艦隊を派遣。お互いをライバルとして意識してきた航空自衛隊出身のいぶきの艦長・秋津竜太(西島秀俊)と海上自衛隊出身の副長・新波歳也(佐々木蔵之介)は、この未曽有の事態を収束しようとする。
「沈黙の艦隊」「ジパング」などのかわぐちかいじのコミックを原作にしたミリタリーサスペンス。波留間群島の一部占領を受け、現場に向かう航空機搭載護衛艦の乗組員の運命を多角的に映し出す。監督は『沈まぬ太陽』などの若松節朗。『MOZU』シリーズなどの西島秀俊、『超高速!参勤交代』シリーズなどの佐々木蔵之介らが出演。日本の置かれている状況を反映したドラマに引き込まれる。
20XX年の日本。日本の最南端沖で国籍不明の漁船20隻が突然発砲、日本の領土である波留間群島の一部が占領され、海保隊員が拘束される事態が発生する。未曾有の緊張感に包まれる中、政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とした護衛艦群を現場に派遣することを決める。空がうっすらと白み始めた午前6時23分。この運命の一瞬から、日本はこれまで経験したことのない一日を迎える。極限の緊張状態の中、最前線の自衛官はどうするのか……。
期待値評価
空母いぶき
は
評価
2.9/5.0
です。
神と共に 第一章:罪と罰
【監督】
キム・ヨンファ
【キャスト】
ハ・ジョンウ チュ・ジフン
キム・ヒャンギ チャ・テヒョン
D.O. イ・ジョンジェ
【ストーリー】
1
亡くなった消防士のジャホンの前に、冥界から3人の使者が現れる。そのカンニム(ハ・ジョンウ)とヘウォンメク(チュ・ジフン)、ドクチュンは、ジャホンが転生するために死後の49日間に受けなければならない七つの地獄の裁判の弁護と護衛を担っていた。使者たちは、ジャホンの生前の善行が認められ19年ぶりの貴人として転生するのは確実だと浮かれていた。
韓国のウェブコミックを原作にした、ファンタジーアクションシリーズの第1弾。地獄の裁判で死者に付き添う冥界の使者たちの旅を描く。『カンナさん大成功です!』『国家代表!?』などのキム・ヨンファがメガホンを取る。『群盗』などのハ・ジョンウ、『背徳の王宮』などのチュ・ジフン、『優しい嘘』などのキム・ヒャンギのほか、チャ・テヒョン、D.O.らが出演する。
火災現場で壮絶な殉死を遂げた消防士ジャホンを迎えた冥界の3人の使者カンニム、ウォンメク、ドクチュンは、「49日間のうちに7つの地獄で裁判を受けなくてはならない」というルールを言い伝える。その裁判すべてを無罪でクリアした者だけが、現世に生まれ変われる。かくしてジャホンは<殺人、怠惰、ウソ、不義、裏切り、暴力、天倫>という7つの地獄を巡るが、ジャホンの意外な過去が次々と発覚し、冥界と下界を巻き込んだ壮絶なバトルが勃発する!
尻つぼみ作品。
韓国映画は演技力が高く良い作品が多いが、ちょっとしたファンタジー映画になると面白くなくなる。
逆に現実離れし過ぎたファンタジーだと面白くなる。
今作ではシリーズものとして続編に期待し楽しみに留めておくぐらいのスタンスで鑑賞するのが良いだろう。
期待値評価
神と共に 第一章:罪と罰
は
評価
2.9/5.0
です。
プロメア
【監督】
今石洋之
【キャスト】
(声の出演)
松山ケンイチ 早乙女太一 堺雅人
佐倉綾音 吉野裕行 稲田徹
新谷真弓 小山力也 小清水亜美
楠大典 檜山修之 小西克幸
【ストーリー】
1
炎をコントロールできる突然変異のミュータント“バーニッシュ”の出現で、全世界の半分が焼失した大惨事「世界大炎上」から30年後、“マッドバーニッシュ”を名乗る攻撃的な集団が再び世界を襲う。そしてバーニッシュ対策の高機動救命消防隊“バーニングレスキュー”の熱血新人隊員ガロ・ティモスと、マッドバーニッシュを率いるリオ・フォーティアの戦いが始まる。
『天元突破グレンラガン』シリーズやアニメ「キルラキル」の今石洋之監督と脚本の中島かずきが再び組んだ劇場版アニメ。炎を自在に操る集団によって危機に陥った世界を舞台に、主人公と宿敵の戦いが描かれる。ボイスキャストは『聖の青春』などの松山ケンイチ、『BLEACH』などの早乙女太一、ドラマ「半沢直樹」などの堺雅人のほか、声優の佐倉綾音、吉野裕行、小山力也、小清水亜美ら。
全世界の半分が焼失したその未曽有の事態の引き金となったのは、突然変異で誕生した炎を操る人種<バーニッシュ>の出現だった。あれから30年。攻撃的な一部の面々が<マッドバーニッシュ>を名乗り、再び世界に襲いかかる。対バーニッシュ用の高機動救命消防隊<バーニングレスキュー>の燃える火消し魂を持つ新人隊員・ガロと<マッドバーニッシュ>のリーダー・リオ。熱き魂がぶつかりあう、二人の戦いの結末は…。
TVシーズンとして観たかった。
熱アニメなのか?
安心しても良い制作陣、役者起用の声優陣にも違和感なく観れる。
期待はできる、続編が望ましい。
しかし単発で終わる予定の作品である事が前提で制作されているのなら、微妙なアニメなのかもしれない。
期待値評価
プロメア
は
評価
2.8/5.0
です。
パリ、嘘つきな恋
【監督】
フランク・デュボスク
【キャスト】
フランク・デュボスク アレクサンドラ・ラミー |
【ストーリー】
亡き母の車椅子に座っていたジョスラン(フランク・デュボスク)は、偶然やって来たジュリーが介助を申し出たことから、とっさに車椅子で生活しているフリをする。ジュリーは、彼に姉のフロランス(アレクサンドラ・ラミー)を紹介するが、フロランスは車椅子生活を送りながらバイオリニスト、車椅子テニスの選手として活躍していた。ジョスランは、デートを重ねるたびにフロランスに惹(ひ)かれていく。
うそから始まる恋の行方を描いたロマンチックコメディー。車椅子生活のフリをしたプレイボーイが、真実の恋に目覚める。フランスのコメディアン、フランク・デュボスクが監督・脚本・主演を務め、プレイボーイが恋する女性を『グレート デイズ! −夢に挑んだ父と子−』などのアレクサンドラ・ラミーが演じる。
恋愛メインではないのなら。
恋愛物語として様々な設定、フェイク、ハプニングが詰まっているのなら、
きっと楽しめる作品だろう。
寒い恋愛表現はほとんどないだろう。
期待値評価
パリ、嘘つきな恋
は
評価
2.2/5.0
です。
ベン・イズ・バック
【監督】
ピーター・ヘッジズ
【キャスト】
ジュリア・ロバーツ ルーカス・ヘッジズ コートニー・B・ヴァンス キャスリン・ニュートン |
【ストーリー】
クリスマスイブの朝。19歳のベン(ルーカス・ヘッジズ)が薬物依存症の治療施設から勝手に実家に戻ってきて、母のホリー(ジュリア・ロバーツ)ら家族は驚く。継父のニール(コートニー・B・ヴァンス)と兄を案じながらも戸惑う妹のアイヴィー(キャスリン・ニュートン)は、彼がトラブルを起こすのではないかと警戒するが、ホリーが監視することで滞在を1日だけ許す。だが家族が留守にしている間に家の中が荒らされ、飼っていた犬が連れ去られてしまう。
『エリン・ブロコビッチ』などのジュリア・ロバーツ、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』などのルーカス・ヘッジズらが出演したヒューマンドラマ。薬物依存症の治療施設を抜け出してきた息子に対する家族の心情を映し出す。メガホンを取るのは、ルーカスの父で『エイプリルの七面鳥』などのピーター・ヘッジズ。『スリー・ビルボード』などのキャスリン・ニュートン、ドラマシリーズ「LAW & ORDER クリミナル・インテント」などのコートニー・B・ヴァンスらが出演する。
1つの人間模様。
人生模様。
ある境遇に見舞われると人はどう行動するのだろうか?
リアリティのある人の心模様が描かれているだろう。
観る人によってはずっと記憶に残る映画になるかもしれない。
期待値評価
ベン・イズ・バック
は
評価
2.4/5.0
です。
小さな恋のうた
【監督】
橋本光二郎
【キャスト】
佐野勇斗 森永悠希 山田杏奈 眞栄田郷敦 鈴木仁 トミコクレア 世良公則 |
【ストーリー】
沖縄の小さな町に暮らす高校生の亮多(佐野勇斗)は、航太郎(森永悠希)、舞(山田杏奈)、大輝(鈴木仁)でバンドを組んでいた。オリジナル曲で人気の彼らに東京のレーベルが注目し、メジャーデビューが決まった矢先、ある出来事でその機会を失う。しかし、アメリカ軍の基地に住む1人の少女とデモテープの存在が、亮多らが再び楽器を手にするきっかけになる。
ロックバンド「MONGOL800」が2001年に発表した曲「小さな恋のうた」から着想されたドラマ。沖縄を舞台に若者たちの青春が描かれる。メガホンを取るのは『雪の華』などの橋本光二郎。『凜−りん−』などの佐野勇斗、『それでも、僕は夢を見る』などの森永悠希、『ミスミソウ』などの山田杏奈らがそろう。バンドメンバーを演じる面々は、半年以上トレーニングを重ねた演奏を披露している。
もう確定した邦楽実写化映画作品。
流行させたいのか?ネタ切れやマンネリ解消なのか?
このジャンルの作品もハッキリと良い作品と駄作がわかりやすい。
曲を聴いた方が時間の無駄にならなくて良いだろう。
こういうのって映画作品にマッチした新曲が聴きたいのだけどな、
でも名曲には良いインスピレーションが沸く力がある。
まさに制作側の才能次第。
今作には期待ができない。
期待値評価
小さな恋のうた
は
評価
1.3/5.0
です。